落合陽輔、杉田秀之、カサンドラ・クリスチャンはParaventuresの創設者である。落合とカサンドラは、スペインのマドリードにあるIE UniversityのInternational MBAの学生として出会った。多様なバックグラウンドを持つ彼らを結びつけたのは、社会貢献への激しい情熱と旅への愛であった。

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落合が18歳のとき、同じラグビー部員の親友であった杉田がラグビーの試合で脊椎を負傷し、1年以上入院した。毎日のように一緒に過ごしていた落合と杉田の友情は一変した。当時、彼らはチームビルディングの為、部員全員で富士山に登ろうと話していたが、杉田の事故により中止・延期し、実現は不可能だろうと考えていた。しかし10年後、専門ガイドと特殊な車椅子の助けを借りて、当時の約100名の部員が山頂に到達した。関係者全員にとって非常に感動的な瞬間であった。この経験があったからこそ、落合は、この経験を障がいを持つ人たちやその愛する人たちにも体験してもらいたいと、ビジネススクールに通った。Paraventuresでは、杉田と彼のラグビーチームが経験したような体験を、すべての人に提供することを目指しています。